日本の絶景 / 紅葉の後曳橋と黒薙 / 深山幽谷・秘境の湯 / 370年前に発見された宇奈月温泉の源泉
黒部峡谷鉄道のトロッコ電車を代表する景勝地である「後曳橋」は黒薙駅の隣に架かっていて、
観光ポスターや旅行誌でお馴染みの景勝地です。
黒薙駅から登山道を徒歩20分、距離で600mを進んだ場所にある、深山幽谷の湯「黒薙温泉」は、370年前の正保2年に発見され、宇奈月温泉の源泉にもなっています。
黒薙温泉は携帯電話の電波も届かず、日本郵便の交通困難地に指定されているため郵便物も送付出来ない秘境の湯です。
地元の湯治湯として長親しまれてきましたが2008年に湯治湯としての営業は終了してしまいました。
以前は、トンネルの軌道内から通る近道ルートも利用できましたが、2009年からは、一般の通行は出来なくなりました。
黒薙駅から100m程進むと、黒部峡谷鉄道随一の景勝地「後曳橋」を俯瞰できる場所があります。
温泉は現在でも混浴で、トロッコ電車に乗るなら一度は訪れたい名所です。