金沢春菊 / 知ってる?サラダで美味しく、大きなぽってりとした葉が可愛いよ / 加賀伝統野菜 / 在来種
金沢春菊はクセの少ないアクが上品な味わいの大葉春菊です。
一般に流通している中葉春菊のような葉の切れ込みが少なくほうれん草のような容姿です。
葉肉も厚く、大きなぽってりとした葉が特徴です。
香りも上品で食欲をそそります。
「金沢春菊」は、葉の切れ込みが浅く、大きなぽってりとした葉が特徴。
肉厚で柔らかな食感でアクの少ない上品な味わいです。
サラダにすると驚きの美味しさです。
春菊は室町時代頃に欧州から観賞用として渡来したそうです。
加賀藩5代藩主前田綱紀の頃(1670年)に当地へ伝わり
加賀藩十村役の土屋又三郎が著した農書である「耕稼春秋」宝永4年 (1707年)
には春菊についての記載があるので、昔から一般的に食べられてきたようです。
冬季のハウス栽培や春季の路地でのトンネル栽培で作られています。
また、能登でも作られていて町野春菊のブランド名がつけられています。
「加賀野菜」は戦前から生産されてきた地域の風土に根ざして進化してきた野菜です。
F1と呼ばれるクローンのような現在の品種は、主に「耐病性」「生産性」「増産性」「見かけ」を重視して作られています。
伝統的な野菜は栄養価も高く、何より地域の風土に根ざしているので「食べること」に最適です
収穫期:12月下旬~3月ころ
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