富山湾のカニ/かにの「タグ」/タグ付きガニ/古志の紅ガニ(アカガニ)

富山湾のカニ/かにの「タグ」/タグ付きガニ/古志の紅ガニ(アカガニ)

漁期:種類による

かにの品質は本当に「ピンからキリ」まであります。

 価格も50円位から5万円位まで、ものすごい価格差があります。

じゃあ、どこが違うの?って思いますが、最高のカニの判別はプロの魚屋さんでも難しいのです。

そこで、分かりやすいようにと「最高品質のかに」の標識として「タグ」がカニに取り付けられます。

写真上の2つは富山県で取り決めた最高級のタグです。

 最高の紅ずわいがにに取り付けられます。

 裏面には生産者(漁業者)の名前も明記されます。

 新湊漁港では、この下のランクのタグもあって、最高のものには2個のタグが付けられます。

このタグが付くようになってからは紅ズワイの価格が高騰してしまい、数万円以上になってしまいました。

以前は10ハイづつ競売りしていましたが、高騰してしまったために10はいだと100万円とかになってしまい

とてもではないけれども買えないので、最近は1ハイとか2ハイとかで競売られています。

新湊きっときと市場の土屋鮮魚さんでも、「高すぎてウチでは買えない。」と悲鳴を上げています。

タグが変わってからは1ハイも買えてないそうです。

せっかくタグがあっても、観光客や庶民の目に触れることが無いのでは本末転倒的な気もします。

もちろん「季の香」でも買えません!この写真を撮る目的のためだけに買いました。

値段は聞かないでください。到底売れそうも無いので腹を決めて美味しくいただきました。

やっぱり最高のカニの味は別格だと言うことを再認識しました。

下のは本ずわいがにに取り付けるタグで漁港ごとに違いますが新湊のものには生産者のマークが記載されています。

写真のものは半タグと呼ばれて一ランク下のものです。最高級のものは、タグが欠けていません。

生産者と販売者が責任を持って取り付けるタグ付きのカニは指折りの品質を誇ります。

このような立派なカニの食べ方のお勧めはシンプルに「ゆでがに」です。

いま、最高の「蒸しがに」も研究しようと思っています。

 

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